注文住宅を建てる際にかかる「諸費用」を節約したいと思いませんか?
諸費用は、不動産登記費用や仲介手数料など、住宅を建てるときに付属して発生する費用です。
物件購入額のおよそ10%くらいは必要となる、この「諸費用」を節約できれば、注文住宅にかかる費用をグッと安くできますよね。
今回のブログ記事では、サイト管理人いえままが注文住宅を建てた時に、諸費用を100万円以上節約した5つの方法について、お話ししたいと思います。
注文住宅を建てるときにかかる諸費用を節約できれば、浮いたお金で家のグレードアップができますよ。
ぜひ参考にして下さい。
注文住宅の諸費用を節約するコツ
①登記を自分ですれば10~20万円節約
登記手続きは、住宅メーカーが懇意にしている司法書士に依頼することがほとんどです。
しかし、自分で登記手続きを自分で行えば、10万~20万円ほどの費用を節約できます。
【注文住宅を建てる際の登記手続き】
●土地の所有権移転登記
●土地の登記簿住所変更
●建物の表題登記
●建物の保存登記
●土地と建物の抵当権設定登記
字面だけを見ると、「登記手続きって難しそう…」と思うかもしれませんが、書類を作成して提出するだけなので、それほど難しくはありません。
サイト管理人いえままは、書籍を参考にしながら、自分で登記手続きを行いました。
法務省に行ったり、書類を作成したりする手間はかかるものの、作業としては難しくはないです。
司法書士に支払う費用の数十万を節約できると思えば、大したことないです^^
書籍代は、1,000円ちょっとで済みます。
40代の主婦でもできるのですから、あなたにもきっとできるはず!
以下の書籍が分かりやすかったので、参考リンクを貼っておきます。
ぜひ自分で登記をして、諸費用を節約してくださいね。
注文住宅の諸費用を節約するコツ
②土地の売主から直接購入で仲介手数料を節約
土地の購入時に支払うのが「仲介手数料」です。
仲介手数料とは、「土地を紹介してくれたお礼」として、仲介者(=不動産会社)に支払うお金です。
その仲介手数料は、およそ100万円前後になることがほとんどです。
(物件価格×0.03+6万円)×消費税2,000万円の土地を買った場合・・・71万2,800円の仲介手数料が発生
土地代と別に、これだけの費用が発生するのは正直キツイですよね…。
でも、土地の売り主から直接買った場合には、仲介手数料はかかりません!
そのため、土地を買うときには、土地の売り主が誰であるかという点にも注意していただきたいです。
ちなみに、わが家が購入した土地の場合、不動産屋さんがたまたま土地の売主だったため、仲介手数料は無料でした。
そのせいか、土地の値引きにはなかなか応じてもらえませんでしたが^^;
わが家の土地の値引き交渉については、こちらの記事をご覧ください。
土地の値引き術 相場から1割値引きに成功した我が家の裏技を伝授!
注文住宅の諸費用を節約するコツ
③火災保険料・地震保険料
火災保険・地震保険料は、家の構造や、土地の特徴によって必要ではない特約もあります。
そのため、見積もりを取って「自分の家に不要な特約」を外せば保険料を節約できます。
わが家の場合、近くに山や川がない高台の土地に建っているため、洪水や、土砂崩れの心配がありません。
そのため、水災補償を付けずに、保険料を安くおさえることができました。
損害保険会社を決めるときには、必ず相見積もりを取って、自分の家にとって最適・最安のプランを探しましょう!
注文住宅の諸費用を節約するコツ
④引越し代
引越し代も、多くの業者に相見積もりを取ることで費用を最小限に抑えられます。
複数の会社から見積もりを取った上で、一番良い業者を選びましょう。
自宅の車が大きい方であれば、自分で運んでしまうという手段もあります。
ただし、全ての荷物を自分で運ぶのは「時間的に難しい」という人も多いことでしょう。
引越し業者に運んでもらう量を事前に決めておけば、トラックサイズを小さくしてもらえるので、自動的に見積額を安くすることができます。
ちなみに、わが家の引っ越し時には、引越しの一括見積もりサイトを利用しました。
5社くらいのサイトに見積もりをしたので、引越し業者からひっきりなしに電話が来ました^^;
でも、日時の希望や、値段を安くすることもできたので、利用して正解だったと思います。
あと、見積もり時にお米をプレゼントしてくれる会社もあり、エンゲル係数の高いわが家にはありがたかったです^^
わが家が利用した「引越し侍」では、現在、毎月抽選で最大10万円キャッシュバックのキャンペーンを行っているようです。
もしこれから引越し業者を決めるのであれば、引っ越し代を安くできる可能性もあるので、ぜひ利用してみて下さい。
また、引っ越しするときに出るのが「粗大ごみ」
市区町村で粗大ごみ収集を依頼すると「処分費用」がかかりますので、リサイクルショップに買い取ってもらうのがお得です。
ちなみに、リサイクルショップの最大手ブッ〇オフは、値段が付けられないような古い品物でも「無料引き取り」をしてくれるので、引越しのときの粗大ごみ対策として使えますよ。
注文住宅の諸費用を節約するコツ
⑤地鎮祭・上棟式
正式な上棟式や地鎮祭を行った場合の費用は、地鎮祭で10万円前後、上棟式で10~20万円かかると言われています。
両方行った場合にかかる費用は、20~30万円。
いろいろとお金のかかる時期に、この出費は痛いですよね。
わが家の場合、工務店さんに相談して地鎮祭だけを行うことにして、上棟式は行いませんでした。
工務店さんによると、「最近の施主さんは、地鎮祭だけやる人がほとんど」だそうです。
上棟式をやらない理由は、正式な上棟式をした場合、棟梁をはじめ、大工さん全員にご祝儀として数万円を渡す必要があり、
その費用だけで、10万円以上の出費となるためです。
ちなみに、わが家の上棟の日には、ビール1ケースとおつまみを用意しました。
100円均一で買ってきた紙袋に、人数分のビールとおつまみを分けて入れておき、その日の作業終了後に、一人ずつ手渡しさせてもらいました。
上棟のときにかかった費用は、ビールとおつまみ、紙袋代で5000円ほどです。
地鎮祭にかかった費用は、
●初穂料(神主さんに渡す謝礼)…3万円
●お供え物…5千円
…合計3万5千円 です。
お金に余裕があり、地鎮祭や上棟式を正式に行いたい、という方にはおすすめしませんが、コストを最小限におさえつつ、
大工さんたちへ「家づくり、よろしくお願いします!」の気持ちを表したい方におすすめしたい方法です。
では今回の記事をまとめますね。
注文住宅の諸費用を節約するコツ まとめ
今回は、注文住宅の諸費用を節約するコツについてご紹介しました。
(1)登記を自分で行えば、10~20万円の節約。
書籍などでやり方が分かれば、さほど難しくない。
(2)売り主物件の土地を購入すれば仲介手数料がかからない
(3)火災保険料・地震保険料は相見積もりを取り、必要な特約を
取捨選択する。
(4)引っ越し費用も見積もりを比較して安い業者を選ぶ。
(5)地鎮祭、上棟式は、地鎮祭だけやって、コスト削減。
上棟の日には、大工さんが喜ぶ品物を用意して、施主として気持ちを表そう。
注文住宅づくりが初めての人にとって、分からないことはすごく多いと思います。
諸費用など、注文住宅を建てる際に、知識さえあれば、節約できるお金もあります。
これからも注文住宅について、一緒に学んでいきましょう!