【土地の値引き交渉術 】相場の1割引きに成功した3つのコツを伝授!

マイホームを建てるために「土地を探している」という方も多いのではないでしょうか?

家づくりにはたくさんの費用がかかるので、土地代はできるだけ安くおさえたいですよね。

しかし、土地代の値引きは難しく、「もうちょっと値引きしてくれませんか?」と言ってみたところで、あっさり断られることがほとんどです。

そこで我が家では、不動産会社に行く前にある事前準備をしました。

その結果、相場の1割引きで土地を買うことに成功したのです。

今回は、「我が家が土地の1割値引きに成功した方法」を3つのステップでご紹介しますので、これから土地を買う方はぜひ参考にして下さい。

値引き交渉前に、土地を売る側の気持ちを考える

冒頭にもお伝えしましたが、ただ「土地を値引きしてほしい」と言っても、売り主側の利益を考えると断られる可能性が高いです。

まずは、「土地を売る側の目線」に立って考えてみましょう。

地主さんが土地を売るきっかけで多いのが、「子供や孫の結婚費用」など、お金が必要な時です。

土地の売り主の目的は、ストレートに言えば「お金を手に入れること」なので、お金を確実に払える人かどうかを重視します。

そこで、値引き交渉をする前に、その土地を買えるだけの「お金」があることを示すことで信頼され、値引き交渉の舞台に立つ資格がもらえるのです。

それでは、「土地の値引き交渉」ステップ1に進みましょう。

土地を1割値引きしてもらおう! ステップ1 
自分の住みたいエリアの相場を調べる

自分の住みたいエリアの土地が、いくらぐらいで取引されているのか、相場をご存知でしょうか?

土地の相場価格を知っておくと、値引き交渉のときにだんぜん有利なので、事前に調べておくことをおすすめします。

とは言っても、相場を調べるために、わざわざ不動産会社に行く必要はありません。

土地の相場価格は、国土交通省のサイトで簡単に調べられるのです。

国土交通省「土地総合情報システム」

このサイトの使い方については、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にして下さい。

土地探し成功のポイント!まずは国土交通省のサイトをチェック!その理由とは?

「土地情報システム」を使って、川崎市多摩区の相場を検索した結果はこちら↓↓

土地,値引き,相場,1割

土地の相場価格以外にも、最寄り駅までの距離や、前面道路の状況など、土地探しをする時に必要な情報が得られます。

あなたの住みたいエリアの相場を調べてみて下さい。

次のステップでは、ここで調べた土地の相場価格をもとに、住宅ローンの仮審査を受けます。

土地を1割値きしてもらおう! ステップ2
住宅ローンの仮審査を受ける

 

土地代の支払いは、現金ではなく、住宅ローンを組む方がほとんどだと思います。

お金が支払えることを証明するために「金融機関の仮審査(かりしんさ)」を受けましょう。

仮審査とは?新築一戸建ての住宅ローンの銀行イメージ

金融機関で住宅ローンが受けられるかどうか、
本審査の前に「仮で受ける審査」のこと

仮審査に通れば、住宅ローンの本審査にも、ほぼ通りますので、売主から、「お金を支払える人」という信頼を得ることができます。

「住宅ローンの金利を安くする方法」については、次の記事で詳しくまとめています。

【300万円得する】住宅ローンを安くする「ある方法」とは?

 

仮審査は、時間に余裕のある方は銀行に行っても良いのですが、インターネットなら、簡単に仮審査の申し込みができます。

「住宅本舗」というサイトで、銀行6社の仮審査の申し込みが可能です。

住宅ローンは複数金融機関に仮審査を申し込んで比較!
全国60銀行からシミュレーション&最大6銀行に仮審査申し込み

【インターネット仮審査の方法】土地値引き パソコン

①ステップ1で調べた「土地の相場価格」や年収をもとに、希望の借入額などの必要情報を入力します。

②借入れできる銀行の候補が表示されますので、希望の銀行を選んで、申し込みします。

仮審査をしたからと言って、本申し込みをする必要はないですし、銀行に実際に行かなくてもいいので、気軽に申し込みができます。

仮審査の結果が出たら、次のステップに進みましょう。

土地を1割値引きしてもらおう! ステップ3
不動産会社を回って、土地の情報を集める

 

いよいよ最終段階です!

不動産会社に行って、土地の情報をもらいましょう。

条件の良い土地を見つけたら、不動産会社に「買付申込書」を提出しましょう。

買付申込書とは?土地,値引き,相場,1割

土地を購入する意志を、売主側に伝えるための書類です。
基本的には、買付申込書を提出した順で、土地の売買交渉をする権利がもらえます。

契約書ではないので法的な効力はありませんので、買付申込みした後でもキャンセルは可能です。

書式に決まりはありませんが、主に次のような内容を記載します。

「買付申込書」に記載する 主な内容

① 土地情報・・・>土地の住所

② 購入希望価格・・・> あなたの買いたい値段を書きます。無理な値引きをすると交渉がうまくいかない可能性が高いです。値引き交渉は、土地相場から1割引きまでにしましょう。

③ 手付金・・・>売買契約時に支払うケースが多く、金額は売買代金の5%~15%

④ 住宅ローンの金額・・・>ステップ2で受けた、仮審査の金額

⑤ ローン特約・・・>買付申込後、万が一銀行融資が下りなかった場合、契約を白紙に戻すことができる特約。すでに支払った手付金も全額戻す事が可能。

⑤ 契約予定日・・・>不動産会社と相談

良い土地が見つかったら、なるべく早めに買付申込書を提出しましょう!

買付申込書の用紙は、不動産会社で常備しているケースがほとんどですが、あらかじめ自分で作成しておくと、いい土地が見つかったら、すぐに提出できるのでおすすめです。

買付申込書のひな形を用意しましたので、よかったらお使いください。

買付申込書ひな形(Word文書です)

 

なお、買付申込書を提出する際には、住宅ローン仮審査の結果(コピーで可)も一緒に提出することをお忘れなく!
売り主からの信頼度がアップします。

 

また、不動産会社への訪問と同時進行で、インターネットを活用して土地探しをすることで、さらに良い土地と巡り合える可能性が広がります

下記のサイト「タウンライフ不動産売買」に登録すると未公開の土地情報も入手できます。

無料で登録できるので、活用してみてはいかがでしょうか?

→未公開土地情報をもらう

土地を1割引きで買う!値引き交渉 まとめ

今回は、「土地の値引き交渉のコツ」をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?


① 値引き交渉を有利に進めるため、土地の相場を調べる。

国土交通省「土地総合情報システム」

② 売り主に「確実に土地を買える」という証明をするために、住宅ローン仮審査を受ける
住宅ローンは複数金融機関に仮審査を申し込んで比較!
全国60銀行からシミュレーション&最大6銀行に仮審査申し込み

③ 不動産会社で土地の情報を入手する
①の土地相場の価格と ②の仮審査の結果を活用

値引き交渉を有利にするために、事前準備は必要不可欠です。
あなたの土地値引き交渉がうまくいくよう、願っています^^!

 

土地探しのコツに関しては、こちらの記事も参考にしてください。

【見なきゃ損する】良い土地探しのコツ!超裏技3選!

 

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こだわりの新築一戸建て 家づくり計画書