2018年版【知らなきゃ損する】新築一戸建ての補助金まとめ

 

新築一戸建てを建てると、さまざまな補助金がもらえることをご存知でしょうか?

補助金は、基本的に自分で申請しないともらえません!

新築一戸建ては高額ですので、もらえるお金ははしっかりもらって、住宅ローン返済に回したいですね。

さらに長期優良住宅に認定された場合は、補助金の額が上がります。

今回は、「2018年度 新築一戸建てでもらえる補助金」をまとめました。

これから新築を建てようと思っている方は、ぜひチェックしてください。

2018年(平成30年度)にもらえる補助金一覧

新築一戸建ての補助金の種類は、次の5つになります。

補助金の種類 補助金の概要 給付金額
すまい給付金 消費増税による住宅取得の負担を緩和する目的の補助金 最大30万円
ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業(ZEH) 消費エネルギーと発電エネルギーが正味0以下になるように建てられた住宅(ZEH)に給付される補助金 70万円+α
地域型住宅グリーン化事業 木造で「省エネルギー性能」に優れた新築住宅を、中小工務店で建てた場合に支給される補助金 最大100~
165万円+α
エネファーム 家庭用燃料電池システム「エネファーム」の購入またはリースにより補助金が支給される 最大12万円+α
市町村からの補助金 各市町村が実施する補助金制度 自治体により
異なる

 

また、2018年度から「ZEH+(ゼッチプラス)」というZEHのハイグレード版も登場しました。
詳しくは次の記事にまとめていますので、参考にして下さい。

2018年度 ZEH+(ゼッチプラス)スタート!補助金はいくらもらえる?

 

次の章からは、新築一戸建ての補助金について、できるだけくわしく、わかりやすくご紹介したいと思います。

新築一戸建てでもらえる補助金について

新築を建てるともらえる、5つの補助金についてご紹介します。

すまい給付金

すまい給付金とは、2014年の消費税増税(5%→8%)にともない、住宅を購入した人の負担を軽減する目的でつくられた補助金です。

2018年現在、補助金額は最大30万円ですが、2019年10月1日に、消費税が10%へ引き上げられた後は、補助金額は最大50万円になります。

すまい給付金の給付条件は3つあります。

① 床面積が50㎡(平方メートル)以上の自己居住用住宅
② 施工中に検査を実施し、一定以上の品質が認められた住宅
③ 年収が510万円以下

国土交通省のホームページでは、いくら給付金がもらえるか、シミュレーションすることができます。

すまい給付金シミュレーション

 

すまい給付金は、申請できる期間が決まってるため注意が必要です。

新居に入居後~住宅引き渡しの1年後までが申請期間ですので、完成した新築一戸建て住宅に、お引越しされた後には忘れずに申請するようにしましょう。

 

「すまい給付金」について、詳しくは次の記事を参考にして下さい。
【2018年度版】すまい給付金は増税でどう変わる?もらえる金額は?

ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業(ZEH)

消費エネルギーと発電エネルギーが正味0(ゼロ)以下になるように建てられた住宅(ZEH)に給付される補助金です。

2018年(平成30年度)は、ZEH要件を満たすと70万円の補助金がもらえます。

さらに蓄電システムを導入すると、最大30万円プラスになります。

ZEH補助金については、2018年度以降も続くかどうかが危ぶまれています。
ZEHで家を建てる予定の方は、早めに着手することをおすすめします。

ZEH補助金については、以下の記事にくわしくまとめてありますので、ご参照ください。

2018年度 ZEH+(ゼッチプラス)スタート!補助金はいくらもらえる?

ZEH(ゼッチ)の新築一戸建て メリット6つとデメリット2つとは?

 

また、蓄電池を導入した場合も、国からの補助金がもらえます。
下記のページにまとめてありますので、参考にしてください。

2018年版 蓄電池でもらえる補助金はいくら?

「タウンライフ」では、ZEH住宅の見積もりができますので、登録をおすすめします。

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地域型住宅グリーン化事業

中小の工務店で、木造で新築一戸建てを建てた場合にもらえる補助金です。

認定される要件は次の4つです。

① 長期優良住宅
② 認定低炭素住宅
③ 性能向上計画認定住宅
④ ゼロ・エネルギー住宅(ZEH)

①~③の要件に適合すると、最大100万円が支払われ、④のZEHの要件を満たした場合、最大165万円が受け取れます。

さらに、その地域の木材を過半数利用した新築一戸建てなら、最大20万円がプラス、三世代が同居できるように建てた場合最大30万円がプラス となります。

こちらの補助金は、100万円以上という高額ですので、中小の工務店で、新築一戸建てを建てる方は、地域型住宅グリーン化事業の要件にあてはまるかどうかを必ず工務店に確認しましょう。

三世代同居でもらえる補助金については、こちらの記事をどうぞ!
【保存版】三世代同居すると自治体からもらえる補助金はいくら?

ZEH住宅イメージ

エネファームの導入

エネファーム(家庭用燃料電池)とは、ガスから取り出した水素と酸素から、電気と熱をつくるシステムです。

環境にやさしい、エネファームの導入が推奨されており、助成制度が設けられています。

条件を満たせば、最大12万円の補助金が支給されます。

また、各地方自治体でもエネファームの補助金制度を設けている場合があるので、導入を検討している方は、新築一戸建てを建てる予定の市区町村に確認してみましょう。

ちなみに次の市区町村では助成金制度を設けています。

市区町村別 新築一戸建て エネファーム助成金一覧表

北海道  旭川市、 札幌市、室蘭市、 岩内町
岩手県 紫波町
宮城県 仙台市、大河原町
福島県 いわき市、郡山市
茨城県 つくば市、土浦市、日立市、龍ヶ崎市、神栖市、下妻市、牛久市、潮来市、大洗町、阿見町
栃木県 小山市、大田原市、鹿沼市
群馬県 太田市、桐生市、前橋市、沼田市、みなかみ町
埼玉県 春日部市、 熊谷市、川越市、所沢市、草加市、桶川市、行田市、坂戸市、幸手市、狭山市、戸田市、日高市、深谷市、三郷市、蕨市、朝霞市、久喜市、志木市、飯能市、入間市、小川町、越生町、上里町、寄居町
千葉県 我孫子市、旭市、市川市、市原市、印西市、浦安市、柏市、香取市、鎌ヶ谷市、君津市、佐倉市、袖ヶ浦市、白井市、館山市、千葉市、富里市、流山市、習志野市、成田市、野田市、富津市、船橋市、松戸市、 茂原市、八千代市、 四街道市、一宮町、御宿町、鋸南町、栄町、酒々井町、多古町、東庄町
東京都 新宿区、千代田区、中央区、港区、台東区、豊島区、墨田区、調布市、江東区、目黒区、杉並区、北区、荒川区、板橋区、練馬区、足立区、葛飾区、稲城市、清瀬市、国立市、 小金井市、国分寺市、小平市、狛江市、府中市、三鷹市、武蔵野市、武蔵村山市、瑞穂町
神奈川県 川崎市、相模原市、大和市、厚木市、海老名市、鎌倉市、藤沢市、綾瀬市、横浜市、大磯町、寒川町、葉山町
新潟県 上越市、魚沼市、長岡市、燕市、妙高市、五泉市
富山県 富山市
石川県 金沢市
福井県 福井市、越前市
山梨県 甲府市、都留市
長野県 松本市、長野市、大町市、塩尻市、坂城町
静岡県 浜松市、沼津市、富士市、磐田市、御前崎市、三島市、富士宮市、 伊東市、焼津市、御殿場市、袋井市、裾野市、湖西市、清水町、長泉町
愛知県 岡崎市、春日井市、一宮市、刈谷市、東海市、日進市、みよし市、瀬戸市、碧南市、安城市、西尾市、江南市、稲沢市、新城市、知立市、尾張旭市、豊田市、豊川市、豊明市、豊橋市、清須市、北名古屋市、幸田町、東浦町、東郷町
岐阜県 岐阜市、多治見市、富加町、御嵩町
三重県 津市、川越町
滋賀県 大津市、彦根市、愛荘町
京都府 京都市、京田辺市
大阪府 東大阪市、岸和田市、堺市、豊中市、茨木市、泉大津市、泉佐野市、高石市、松原市
兵庫県 神戸市、姫路市、西脇市、宝塚市、高砂市、篠山市
奈良県 葛城市、大和郡山市、橿原市
岡山県 岡山市、倉敷市
広島県 三原市、東広島市
鳥取県 米子市、鳥取市、松江市、境港市、岩美町、琴浦町、日南町、八頭町、北栄町、伯耆町
山口県 下関市、光市、宇部市
愛媛県 今治市、宇和島市、松山市、東温市、 西条市、伊予市、新居浜市、愛南町、鬼北町、内子町
福岡県 久留米市、福岡市、筑紫野市、岡垣町
熊本県 上天草市、大津町
鹿児島県 鹿児島市、薩摩川内市

あなたが新築一戸建てを建てる予定の市区町村はありましたでしょうか?

もし当てはまる場合は、エネファーム助成金の額や、要件などを市区町村に確認してみましょう。

市区町村からの補助金

市区町村によっては、独自の補助金制度を設けている場合があります。

太陽光発電や、低炭素住宅などで新築一戸建てを建てる場合に、補助金がもらえる場合があります。

補助金がもらえる要件としては、次のようなものがあります

・太陽光発電システム
・スマートハウス
・長期優良住宅
・低炭素住宅
・新築工事費への補助や融資

各自治体により、要件や補助金の額が異なりますので、建設予定地の自治体に確認してみましょう。

新築一戸建てイメージ

 

なお、補助金ではありませんが、住宅ローンを組んだら、税金が戻ってくる制度があります。
いくら戻ってくるか気になる方は、こちらの記事をどうぞ!
住宅ローン減税が延長!決定はいつ?わかりやすく住宅ローン減税を解説!

新築一戸建てでもらえる補助金 まとめ

今回は、新築一戸建てを建てる際に、もらえる補助金についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

この記事の冒頭にも書きましたが、補助金は、自分で申請しないともらえません!

小さい金額の補助金では数十万ですが、すべて合わせると数百万円になる場合もあります。

それぞれの補助金制度が使えるかどうかを、ご自身で確認しましょう。

また、新築一戸建てを建てる予定の住宅メーカーにも、適合する補助金がないかどうか確認することをおすすめします。

新築一戸建ての住宅メーカーをこれから探す方は、「タウンライフ」でインターネットで簡単に住宅メーカーの比較ができるのでおすすめです。

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