新築で建てる注文住宅の最大のメリット、それはデザインや間取りを「自分の好きなように決められる」ことですよね。
でも、家の仕様にこだわりすぎてしまい、ついつい予算をオーバーするというリスクもあるのが、注文住宅です。
もし予算がオーバーした場合、注文住宅の値引き交渉は、できるのでしょうか?
このブログ記事では、「注文住宅の値引き交渉」や値引き交渉後の注意点についてお話します。
新築の注文住宅 値引き交渉は可能!
建売住宅のように、すでに出来上がった家を販売している場合、売れ残った場合は値下げされます。
新築注文住宅の場合、ひとつひとつが手作りですので「値引き」という概念はありません。
しかし、住宅会社が施工主の希望に応えるという形で、値引き交渉に応じることがあります。
お客さんが、他の住宅メーカーも候補に入れていて「値引き交渉に応じなければ、他社にお客さんを取られる」といった場合、値引き交渉に応じないわけにはいかないですよね。
ということは、値引き交渉ができるタイミングは、住宅メーカーに、見積もりを依頼した後ということになります。
提示された見積もりに対して、値引き交渉をします。
その住宅メーカーで、家を建てる契約(建築請負契約)を結んだ後に、値引き交渉することは不可能ですのでご注意くださいね。
なぜかというと、値引き交渉の相手である営業マンは、契約を取り付けるのが仕事ですので、契約前に値引きをすることはあっても、契約後の値引きは、営業マンにとってメリットがないからです。
注文住宅の値引き交渉は、建築請負契約を結ぶ前と覚えていてください。
ただでさえ高額な注文住宅です。
少しでも値引きしてもらえれば、ラッキーですよね^^
でも、あまり欲張って値引きしすぎると、あとで痛い目にあうことも…
次の章でくわしくご説明しますね。
新築の注文住宅 値引き交渉のしすぎには注意!
注文住宅の値引き交渉をする相手は、『家を売るのが仕事』の営業マンです。
決算前など「どうしても契約を取りたい」という場合には、少しの利益が出る、ギリギリのラインまで値引きをしてくれる、
というケースもあります。
しかし、あまり強引に値引きをすると、あとで問題が出てくる場合があります。
たとえば、あなたが工務店の社長で、Aさん宅の新築工事を引き受けたとします。
Aさんは、しつこい値引きをしたため、この新築工事は、あまり利益が出ません。
どうにかして利益を出したいけれど、図面のとおりにを建てなければ契約違反になります。
安い材料や部材に変更することはできません。
では、どうやって利益を出せばよいのか?
まず思いつくのは、工事期間を短くすることで、工事にかかる費用を削る、という方法ではないでしょうか。
また、他に抱えているBさんやCさん宅の工事に人員を回して、Aさん宅の工事には、人件費をかけないようにするということも考えられますね。
A現場は、工期が短く設定されているため、急いで作業を進めなくてはならない状況です。
それなのに、人手が足りていないのですから、作業が雑になったり、手抜き工事になる恐れがあります。
値引きを交渉をする際には、無理のない程度にしましょう。
新築の注文住宅 値引き交渉なしで安く建てるコツとは?
このように、新築の注文住宅の値引き交渉をするためには、多少のリスクを覚悟しなければなりません。
注文住宅は、一生に一度の大きな買い物です。
できればリスクを減らして「いい家」を建てたいですよね。
そこでオススメなのが、複数の住宅メーカーから相見積りをとること。
相見積りをとることで、いい住宅メーカーを効率的に探すことができます。
場合によっては、数百万円の価格差が出ることも。
住宅メーカーをこれから探す方におすすめなのが、「タウンライフ」です。
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ちなみにサイト管理人、いえままも家を建てるときにお世話になりました^^
ご自宅でインターネットを使って、簡単に住宅メーカーの比較ができるので便利ですよ。ぜひ活用してくださいね。