住みやすい一戸建ての条件とは?最低限クリアしなきゃヤバい3つ!

一戸建てを建てるなら『住みやすい家に住みたい』と思いますよね?

「住みやすい間取り」については、多くの方が考えると思います。

住みやすい間取りを考えることは、とても重要ですが、間取りだけで、住み心地の良し悪しは決められません。

住みやすい一戸建てを建てるなら『この条件はクリアしておくべき』という一定のラインはあります。

今回は『住みやすい一戸建ての最低条件』について、お伝えしたいと思います。

住みやすい一戸建て 条件①
ライフステージで変化できる間取り

「一戸建てを建てよう」と思った時に、いま現在のライフスタイルに合った間取りを考えがちです。

しかし、ライフステージはどんどん変化していきます。

子供が誕生して親子での生活、高齢の親との同居、そして子供が独立して夫婦2人での生活など、家に住む人の人数は変化していくものです。

住む人数にフレキシブルに対応できるような間取りまた住む人にあわせて簡単にリフォームできるような一戸建て、それが住みやすい一戸建てのの条件といえます。

子育てしやすい、良い間取りアイデアについて気になる方は、下記にまとめましたので、参考にして下さい。

子育てしやすい間取りにするためのポイント3つとは?

住みやすい一戸建て 条件 ②
地震に強い

こだわりの新築一戸建ての地震ダメージ

 

地震対策がしっかりと施されているかどうかも、住みやすい一戸建ての大切な条件です。

東日本大震災の発生以降、日本中いつどこで大地震が起こってもおかしくないと言われています。

家族が住む、大切な一戸建てですから『地震に備える』ことも重要です。

一戸建て住宅における地震対策の方法は、次の3つです。

 ①耐震 
柱や梁、土台などの構造材同士を金具でがっちりと固定したり、
壁を筋交いや合板などで補強して、家の倒壊を防ぎます。

工事が簡単であることや、低価格(40万円前後)というのが良い点ですが、
家の揺れを抑えるわけではないので、家具が倒れて怪我をする危険性があります。

 ②制震 
家の壁の中に、制震ダンパーなどの揺れや衝撃を吸収する装置を付けることで、
地震のエネルギーを吸収します。
繰り返し起きる地震の揺れに強いというのが良い点です。

また、地震だけでなく台風による強風など、自然災害の揺れにも対応可能です。
コストは50~80万円ほどですので、比較的低価格であるといえます。

 ③免震 
地盤と家の間に、積層ゴムなどの免震装置を設置し、地面から家にかかる衝撃を抑えます。

免震構造の良い点は、家の揺れを少なくできることです。
それにより家の損傷を防ぐことができますし、本来の震度よりも体感的な揺れが小さく感じるので、地震による恐怖を軽減できます。
しかし、コストが300~400万円ほどかかりますので、導入するのは簡単ではありません。

現在の地震対策は、上記のように3種類の方法があります。

それぞれ良い点が違いますので、安全な一戸建てを建てるために、コスト面や耐震性などの条件を比較して決めましょう。

住みやすい一戸建て 条件 ③
「夏は涼しく、冬は暖かく」 健康的に暮らせる家

一戸建て住宅を建てる時に、まず考えるのは、間取りや外観、耐震性のことだと思います。

でも『健康的に暮らせるかどうか』ということは、住みやすい一戸建ての条件として欠かせないものです。

希望通りの間取りであっても、夏は暑くて冬は寒い家だった場合、「居ごこちの良い空間」とは言えませんよね。

近年の研究では、家の中の温度差が、人間の身体に大きなストレスを与えることが分かってきました。

入浴するときに、寒い脱衣所から暖かい浴室の湯船につかることで、血圧や脈拍が大きく変化する『ヒートショック』は、心臓に大きな負担がかかります。

お風呂場で亡くなる人の数は、交通事故の死亡者の約4倍というデータもあります。

家の中の温度差をなくし、いつでも快適な室温を保つのが『高断熱・高気密』の家です。

 『高断熱』とは?

外部からの熱気や冷気が入り込まないようにすることです。

窓は複層ガラスで断熱性能の高いサッシを使い、外壁や屋根裏の断熱材は高性能のものを使います。

『高気密』とは?

隙間をなくして外気が入ってこないようにすることです。
微細なすき間もきっちりと埋めるように建てられた家をいいます。

「高断熱・高機密」で建てられた一戸建て住宅は、外気温の影響を受けにくいため、空調にかかる電気代も安く済むというのも良い点です。

サイト管理人 いえままは、高気密・高断熱の一戸建てを建てました。
住みやすさの感想は、こちらの記事をどうぞ
 高気密・高断熱の家に7年住んで感じるメリット3つとデメリット2つとは?

また、高気密・高断熱の家を建てるのでしたら、
ZEH(ゼッチ)にすることをおすすめします。

ゼッチとは?
ZEHで建てる新築一戸建て
消費エネルギーと発電エネルギーが正味0(ゼロ)以下になるように建てられた住宅のことで、政府から補助金が給付されます

ZEHの家づくりについて、詳しくは次のページにまとめました。

2018年版【知らなきゃ損する】ZEH補助金で建てる新築一戸建て


一戸建て住宅づくりは、ほとんどの人にとって一生に一度の買い物だと思います。

よく、「家は3回建てないと満足できる家にならない」といいますが、決して安い買い物ではありません。
できれば、1回で満足できる『住みやすい一戸建て』を建てたいですよね。

ハウスメーカー探しをする際には、外観や間取りだけではなく、基本的な『住みやすい一戸建ての条件』を満たした家を建ててくれる会社かどうかもチェックするようにしましょう。

ちなみに、
●どの住宅メーカーを選べばいいかわからない
●家づくりに詳しい人に、電話でいろいろ聞きたい

という方には、タウンライフ注文住宅相談センターをおすすめします。
完全に中立な立場で、家づくりの相談ができるので、気軽に申し込みができます。

このサイトから申し込んで注文住宅を建てることになった場合、10万円のお祝い金がもらえるそうです。
なお、住宅メーカーと契約済みの方は対象外ですのでご注意くださいね!

→タウンライフ注文住宅相談センターに依頼する

 

 

 

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