新築の間取りを考えるときに、「鬼門、裏鬼門」という言葉を耳にする方も多いと思います。
とくに、鬼門(北東)や裏鬼門(南西)に、水回りのあるキッチン(台所)を配置するのはタブーとされています。
でも、サイト管理人いえまま家は、鬼門の北東にキッチンがあります。
その家の主婦が病気になるというのが、鬼門のキッチンです。
ふだん、占いのたぐいを信じない、いえままですが、鬼門のキッチンには、一応「対策」を取っております^^;
このブログ記事では、「鬼門にキッチンがある」場合の対策についてお話しします。
そして気になる(?!)鬼門にキッチンがある家に7年住んだ主婦(いえまま)が病気になったと思いますか?
結論から言いますと、まったく元気です!
どういう鬼門対策をとったのか、具体的にお伝えします。
「鬼門にキッチンがある」場合の対策とは?
キッチンの「鬼門対策」としては次の3つがあります。
鬼門のキッチン 対策方法とは?
① 柊(ヒイラギ)を植える
② 換気扇は付けっぱなし
③ こまめに掃除する
それぞれを詳しく見てみましょう。
①柊(ヒイラギ)を植える
鬼門である北東の方向に、ヒイラギを植えています。
「ヒイラギ」にはとげがあるため、昔から魔除けとして使われていたそうです。
「邪鬼(じゃき)の侵入を防ぐ」と言わています。
また、ヒイラギは常緑樹で、冬でも青々としていますので室内に「観葉植物」として置くのもオススメです。
クリスマスの飾りとしても、ヒイラギは使えますよ。
わが家では、よく洗って乾かしたヒイラギをクリスマスケーキに飾っています♪
② 換気扇を回す
北東の方角は、太陽の光が入りにくいため、湿気が多くなるといいます。
通気を良くするために、キッチンの換気扇は、いつも回しっぱなしです。
そもそも、24時間換気の「高気密高断熱」住宅なので、台所、トイレ、浴室の換気扇は、いつも付けっぱなしなのですが。
換気扇を付けっぱなしと聞くと、「電気代が高そう」と思いますよね?
実際のところ、キッチンの換気扇にかかる1か月の電気代は500円ほど。
節約意識が高い人なら「電気代がかかるな」と思われるかもしれませんね。
でも通気を良くして、カビや雑菌の繁殖を防ぐことができるので、メリットはとても大きいのです。
高気密高断熱については、こちらの記事をどうぞ
高気密・高断熱の家に7年住んで感じるメリット3つとデメリット2つとは?
③こまめに掃除する
鬼門のキッチンでは、カビなどの「細菌が発生しやすい」と言われています。
食べ物を扱う場所ですし、なるべく清潔を心がけたいですよね。
いえままの場合、1日に一度はシンクまわりをきれいに掃除するように決めています。
7年間住んでいますが、カビが発生して困るようなことはなかったです。
換気扇で通気もしているせいか、そんなに湿気の多さを感じない、というのが正直な感想です。
そもそも、鬼門や裏鬼門って、はるか昔の、電気がなかった時代に考えられたものです。
現代の最新式住宅にも鬼門・裏鬼門の考えは当てはまるのでしょうか?
次の章では、その疑問を探ってみたいと思います。
そもそも、鬼門・裏鬼門とは?
鬼門、裏鬼門の考え方は、江戸時代から始まったと言われています。
●北東(鬼門)は、自然光が入りにくいため、湿気が多くなり、「カビや細菌が繁殖しやすい」
●南西(裏鬼門)は、西日があたるために、「生ものを置くと腐りやすい」
冷蔵庫も換気扇もなかった時代に、北東や南西に台所を作れば、食べ物が傷みやすく、家族が病気になりやすい。
そこで「鬼門、裏鬼門」の考えが生まれました。
いわば、家を建てるときの「知恵」だったわけですね。
水洗式のトイレや冷蔵庫、冷暖房が完備されている「現代の住宅」において、実は鬼門、裏鬼門をそれほど恐れる必要はないのです。
もっとも、現在の住宅は、コンパクトにできていますから、「キッチン、浴室、トイレ」などの水回りを、すべて鬼門・裏鬼門から外すのは、至難のワザといえます。
もし、鬼門・裏鬼門に水回り等を配置する場合は、不衛生にならないようにしたり、空気の入れ替えに気を配るようにすれば、全く問題ありません。
サイト管理人、いえまま家は、主婦が病気になりやすいという、鬼門の方角にキッチンがありますが、「超」がつくほど元気です^^!
ここ3年くらいは、風邪もひいてないです。
新築から7年経ってますが、家族も元気です。
鬼門にキッチンがあっても、対策をとれば恐れる必要はないです!
では、今回の記事をおさらいしましょう。
鬼門にキッチンがある場合の対策 まとめ
今回は、キッチンが鬼門にあたる場合の対策をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?。
①柊(ひいらぎ)を飾って邪気を払う
②通気をよくする
③掃除をこまめにする
現在の住宅では、鬼門のキッチンを気にするよりも、家族が生活しやすい「動線」を優先して間取りを決めましょう。
とはいえ、北東のキッチンは、方角的に「湿気がたまりやすい場所」であることは大昔から変わりません。
空気の入れ替えを心がけて、掃除をこまめに行いましょうね^^
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