住宅ローン、月々みんなどのくらい払っているのでしょう?
月々の返済額って、気にはなるものの、お金のことだし「身近な友達には聞きづらい」という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回のブログ記事は、国土交通省のデータをもとに月々の住宅ローンの平均をお伝えします。
また、月々の返済額がいくらまでなら「生活が苦しい…」とならないのか、ご紹介します。
これから住宅ローンを組む予定の方は、ぜひ参考にして下さいね。
住宅ローンの返済額 みんなの月々の平均は?
新築一戸建てを注文住宅で建てた人の住宅ローンの返済額は、平均でいくらなのか見てみましょう。
国土交通省の「平成29年度住宅市場動向調査報告書」によると、
月々にすると、10万8千円 返済負担率 20.4%
という結果でした。
返済負担率とは?
年収に占める年間返済額の割合のこと。 25~35%以内が望ましい、とされています。
返済負担率については、こちらの記事にくわしくまとめています。
住宅ローンの返済負担率はどのくらいまでならOK?負担率を下げる方法とは?
ちなみに、いえまま家の月々の支払額は、9万円台です。
そんなに家計が苦しいとは思いませんが、「住宅ローンの支払いがなくなったら生活がラクだな」とは思いますね^^
ところで、住宅ローンを組んだ結果「月々の支払いが負担」と思っている人はどのくらいの割合なのでしょうか?
次の項を見てみましょう。
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月々の住宅ローン返済が「苦しい」人の割合は10人に一人?
「平成29年度住宅市場動向調査報告書」の
データをもとに作成
「非常に負担である」「少し負担である」と答えた人が全体の7割を占める、という結果でした。
「非常に負担」と答えた人が、1割弱という結果に、いえまま、ちょっとショックを受けました。
家を建てた人の10人に1人は、生活が苦しいってことですよね(゚Д゚;)
いえままは、家を建てるときに「住宅ローン返済のためだけに生活するのはイヤだ」と思っていました。
なので、限度額いっぱいまで住宅ローンを借りることはしませんでした。
「いい家に住みたい」という気持ちは大きかったですが、たまには外食したり、年に一度は家族旅行に行ったりして生活も楽しみたいですよね♪
次に、「無理なく返せる額」を決めるには、どうしたらいいのか見てみましょう。
「無理なく返せる額」を決める方法とは?
住宅ローンの返済で、苦しくならないような「無理なく返せる額」はいくらなのでしょうか?
人それぞれ、生活にかかる金額が違うもの。
残念ながら、一概にいくらなら「無理がない」とは決められません。
しかし、今まで支払っていた家賃から、今後支払うことになる固定資産税などの費用を差し引きすることで「無理のない返済額」が分かってきます。
わが家の場合を例に挙げると、今までかかっていた家賃は10万円でした。
新居の固定資産税が月々1万円なので
家賃10万円 ー 固定資産税1万円=9万円
住宅ローンの支払いが9万円なら、「今までの生活とほぼ変わりなく暮らせる」ということになります。
また、これから収入増が見込めるかどうか、子どもの教育費が掛かることなども考慮に入れて、返済額を決めましょう。
なお、住宅ローンを組んだら、税金が戻ってくる制度があります。
いくら戻ってくるか気になる方は、こちらの記事をどうぞ!
住宅ローン減税が延長!決定はいつ?わかりやすく住宅ローン減税を解説!
それでは今回の記事をまとめますね。
みんなの住宅ローン 月々の返済額の平均 まとめ
① 1年間の支払額の平均は、130.5万円。
月々10万8千円の支払いが、みんなの平均額。
② 住宅ローンが「負担、やや負担」と思っている人は、7割にのぼる。
「非常に負担」な人は、1割弱。
③ 住宅ローンの支払いが苦しくならないために、今まで払っていた家賃や、今後の固定資産税の金額から無理のない返済額を決める。
先ほども書きましたが、住宅ローンの負担感のデータで「非常に負担」に思っている人が、1割弱というデータにはちょっとびっくりしましたね。
家を建てた人の、10人に一人が苦しい生活を送っているってことですからね。
これから新築一戸建てを建てる皆さんには、ぜひ無理のない「返済プラン」を立てていただき、楽しい「新築ライフ」を送っていただきたいと思います。
住宅ローンの金利を下げる裏技については、こちらの記事を参考にしてください。
新築で【300万円得する】住宅ローンの金利を下げる「ある方法」とは?