「新築を平屋で建てたい」とお考えの方も多いのではないでしょうか?
平屋ってかっこいいデザインの家が多いですし、憧れますよね^^
また、階段の昇り降りの必要がないので、小さな子どもや高齢者にとって住みやすく、上下の動線がないことで、「家事がしやすい」というメリットがあります。
でも、2階建ての家を建てるのに比べて、「平屋は建築費用を低価格にするのが難しい」というデメリットも。
そこで今回は、平屋を建てた人の口コミをもとに「平屋が安い」ハウスメーカーの坪単価と特徴、平屋をローコストで建てるコツについて、わかりやすくご紹介します。
格安で平屋を建ててくれるハウスメーカーを見つけましょう!
平屋が安いハウスメーカーの坪単価と特徴とは?
それではさっそく、平屋が安いハウスメーカー4社を見てみましょう!
平屋のハウスメーカーで坪単価が最安値「タマホーム」
商品名:GALLERI ART(ガレリアート)
◆坪単価目安:40~50万円
数々あるハウスメーカーの中で、一番ローコストのイメージが強いのがタマホームではないでしょうか?
タマホームの建築事例から、坪単価を調べたところ、今回調べたハウスメーカーの中で坪単価が一番低かったです。
タマホームの平屋「ガレリアート」は、平屋の中にビルドインガレージを取り入れるというコンセプトの商品です。
車やバイク好きの人にとって、身近に愛車を置いて、好きな時に眺められるというのは、嬉しいメリットですね。
また、楽器演奏や陶芸などの「趣味の部屋」としても使えます。
「老後は趣味を楽しみながら暮らしたい」という高齢者にもぴったりの家です。
(2)リクシル製品が格安で買える「アイフルホーム」
商品名:AYA(アヤ)
◆坪単価目安:40~60万円
アイフルホームの親会社はリクシルなので、設備はすべてリクシル製品のみです。
他のハウスメーカーに比べて、キッチンや浴室、トイレなどのリクシル製品を安く購入できるという意味ではとてもお得です。
設備のメーカーにこだわりがなく、「費用をおさえて家をたてたい」方に向いているメーカーです。
また、アイフルホームの特徴は「子ども目線で安全な家」を建てること。
家の中の段差をなくす「バリアフリー」や浴室や階段を安全に使える仕様など、安全にこだわった家づくりをしています。
子どもにやさしいということは、高齢者や大人にも住みやすく、安全な家ということになりますね。
(3)大量発注によって安い平屋が実現「アキュラホーム」
商品名:平屋の家
◆坪単価目安:50~60万円
アキュラホームといえば、言わずと知れたローコストハウスメーカーです。
ローコストが実現できる理由は、工務店を500社以上まとめた組織「ジャーブネット」によって、建築資材の大量発注をしているからです。
値段が高くなりがちな平屋ですが、アキュラホームさんの場合はどうなのでしょうか?
調べてみたところ、アキュラホームで平屋を建てた人の平均坪単価は50万円以上、2階建ての平均坪単価は40万円台でした。
平屋で建てた場合、アキュラホームといえども割高になるという結果でした。
(4)平屋の標準グレードが高い「富士住建」
商品名:完全フル装備の家 HIRARI(ひらり)
◆坪単価目安:50~60万円
富士住建の「完全フル装備の家」シリーズは、標準仕様のグレードが高いことが特徴。
太陽光発電システム、浴室テレビ、浴室暖房換気乾燥機などが、なんと標準仕様。
さらに長期優良住宅にも対応しており、設備の良さだけでなく、しっかりした造りの建物であることが伺えます。
2階建ての家よりも、費用の高い「平屋の家」ですが、安く建てるポイントはあります。
次の章で、くわしくご説明しますね。
ローコストで平家を建てるコツは3つ!
建物の形は「四角形」が一番安い
家づくりを安くするコツは、家の形を、シンプルな「四角形」にすることです。
「コの字型」や「L字型」「T字型」にすると、「四角形」の家よりも、建築資材を多く使うことになります。
角が1か所増えるごとに、費用は10~20万円増えるといわれています。
さらに、四角形の家は耐震性が高く、「コの字型」や「L字型」よりも、地震に強いのです。
「コの字型」で建てた場合は耐震性能を上げるための費用が別途必要になります。
地震対策の費用が安く済むという意味でも、平屋を安く建てるには「四角形」がおすすめです。
ちなみに、筆者いえままは1000万円台のローコスト住宅を建てています。
そのときの体験談はこちら。
【体験談】注文住宅をコストダウンするコツは意外とかんたんだった!
設備のグレードを下げて低コストを実現
キッチンやトイレ、浴室などの設備のグレードを下げることで、費用をおさえることができます。
また、設備を選ぶ時のコツとして、住宅メーカーが勧めてくる物を選ぶことです。
住宅メーカーが勧めてくる設備は、値引き率が高いことがほとんど。
質の良いものを安く導入できます。
さらに、水回りの設備(キッチン、浴室など)を集中させる間取りにすることで、配管が短くてすむため、コストを削減できます。
水回りを集中させることで、家事のしやすい間取りになるという、主婦にとって嬉しいメリットもあります^^
間取りに関する記事は、こちらも参考にして下さい。
【新築間取りの成功例】わが家のお気に入りポイント3つをご紹介!!
【新築の間取りで失敗したくない人必見】我が家の「赤っ恥」公開します
外構工事は入居後にして初期費用を下げる
家を建てるときに、意外とコストがかかるのが外構工事です。
外構工事は、新居が完成した後にのんびり行うのも良いですよ。
たとえば、どうしても必要な外構工事(門柱やポスト設置、駐車スペースなど)は入居前に済ませておき、入居後、費用がたまったらフェンスを建てたり、植栽を植えたりするというのも一案です。
入居後に、外構工事をするメリットは次の2つです。
●外構工事を後に回すことで、住宅ローンの支払い総額が少なくて済む。
ちなみに、いえまま家の場合、庭の植栽は、入居後に家族でやりました。その時の記事はこちら↓
【自分で庭づくり】新築の植栽を公開!外構にかかった費用は?
「平屋が安い」ハウスメーカー まとめ
今回は、平屋をローコストで建てるための情報をお届けしました。
● タマホーム 坪単価目安:40~50万円
ハウスメーカーの中で坪単価最安値
● アイフルホーム 坪単価目安:40~60万円
室内の安全面がよく考えられた家
● アキュラホーム 坪単価目安:50~60万円
高品質、低価格な家づくりができる
● 富士住建 坪単価目安:50~60万円
標準仕様のグレードが高い
平屋を安く建てるための、もう一つの方法は、ハウスメーカー各社に相見積もりを取ることです。
さまざまなハウスメーカーの見積もりを取り寄せて、特徴を比べることで、満足のいく家づくりができますよ!